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ヒゲニ・イスマイルさん(四日市市)

JA職員を父と慕い直売所に野菜出荷
ウガンダ出身 ヒゲニ・イスマイルさん(四日市市)
 

 四日市市在住のヒゲニ・イスマイルさん(34)は、21歳の時に、日本の技術を学ぶためにウガンダから来日。現在は半導体製造に携わるエンジニアとして働きながら、JAみえきた直売所「四季菜」にキャベツやホウレンソウを出荷する生産者として、二足の草鞋を履いている。
 イスマイルさんは日本の大学で化学を専攻し、東京で就職した後、3年前に三重県に移住すると同時に就農した。幼少期に農業を経験していたものの、就農1年目は散々だったという。状況が好転したのは2年目。JA担い手支援課の水野誠課長との出会いが全てを変えた。「肥料や防除など栽培に関することから、ほ場の斡旋に至るまでこれまで多くのアドバイスを受けた。JA直売所も紹介してもらい、生産者として最初の販路も手に入れた」と振り返るイスマイルさんは「水野さんのことは日本の父親のように思っている」と話す。
 主に栽培面でのサポートに携わるJAの他、イスマイルさんにはもう一人頼れる存在がいる。就農当初、最初のほ場を探していた時に偶然出会った杉原俊行さん(79)は、出荷作業を代行する他、地元スーパーなどへの販路の開拓も行うなど、エンジニアとしての仕事に追われるイスマイルさんにとって心強い味方となっている。
 就農当初10㌃だったほ場は、現在1.4㌶にまで拡大。栽培品目も増え、収穫期には近隣在住のアフリカ人の友人たちの協力がなければ手が回らないほどになった。「工場のように安定して、年間を通して高品質の野菜を消費者に供給したい」と目標を掲げるイスマイルさんは、年内の法人化も視野に入れる。

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